顔など衣類などで覆うことのできないところには、大人はもちろんのこと、子供も上手に日焼け止めを使うのが効果的です。
乳児の場合は、太陽光の強い時間帯には外へ出さない、また覆いをするなど 工夫すれば、日焼け止めを使わなくてもいいでしょう。
最近は日焼け止めには、液状(2層タイプを含む)・クリーム・乳液・スプレー・シート状など多くのタイプがあります。
いずれの日焼け止めにも、紫外線防止効果を発揮させるために普通の乳液やクリームの成分に加えて、防止剤が配合されています。
この防止剤は、紫外線散乱剤(無機系素材)と紫外線吸収剤(有機系素材)の2つに分けられますが、 日焼け止めには数種類が組み合わされて入っています。
吸収剤は、白くならないという非常にすぐれた特徴をもっている半面、まれにアレルギー反応をおこす人がいます。
一方、散乱剤は少々白くなりますがアレルギーをおこすことがほとんどありません。
子ども用として売られているものや、皮膚の敏感な方用の日焼け止めは散乱剤のみを含んでいるものが多く「紫外線吸収剤無配合」とか「紫外線吸収剤フリー」あるいは「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示がされています。
日焼け止めの数値がいまひとつわからない方も少なくないはず。
「SPF」や「PA」はUV防止効果の高さを示す数値です。
どんな環境でどれくらいの時間、太陽の光とともに過ごすのか、それに合わせてふさわしい数値を選択しましょう。 必要もないのにむやみに高い数値を選ぶ必要はありません。
Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略。
この数値は、サンバーン(主にUV-Bによる日焼けで皮膚が赤くなることの防止効果を示す値です。
数字が大きいほど日焼け止めの効果が高くなります。
例:SPFの数値が25だった場合、何も塗らなかった場合より25倍の時間を皮膚が赤くならず サンバーンを起こさずにいられるという意味です。
Protection Grade of UV-A(プロテクショングレイドオブUV-A)の略。
主にUVAをカットする効果をあらわす表示です。
PAの表示は、+(効果がある)、++(かなり効果がある)、+++(非常に効果がある)の3段階表示です。
+の多い方が効果が高いということになります。
SPFは、生活シーンに合わせて使い分けることが大切です。 日常生活ではSPF10前後で十分です。
「SPF50」というのはあくまでも、炎天下の海辺で1日過ごすような場合に必要なSPFの最大値です。
ただし、肌が弱い人や肌荒れ、乾燥肌の人などは影響を受けやすいので、十分に注意する必要があります。 低刺激の日焼け止めクリームやメイクと、衣類などでも対策を行いましょう。