英語で使われる「サンバーン」と「サンタン」は、日本語ではどちらも“日焼け”と呼ばれていますが
サンバーンはばく露した数時間から現れる赤い日焼け(赤斑)
サンタンは赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数か月続く黒い日焼けのことです。
紫外線とは地球上に降り注ぐ太陽光線の一種(電磁波)のことです。
波長の長により、UV-A(A波)、UV-B(B波)、UV-C(C波)に分けられます。
C波は大気に阻まれ地上に届くことはありませんので、A波とB波が私たちが日常意識することなく浴びているものです。
A波とB波は、お肌の内側でそれぞれまた違った影響をおよぼします。
まずA波はお肌の奥の真皮内に入り込み、悪事を働きます。
ハリや弾力を担うコラーゲンやエラスチンを破壊しそれらの結びつきを弱めて、シワやたるみを引き起こすのです。
一方のB波は主に表皮内に影響を与えます。
表皮細胞の生まれ変わりのサイクルを早めて角化異常を招いたり、メラノサイトを活性化させてシミを生み出したりします。
また、コラーゲンやエラスチンを壊す酵素を発生させるので、シワをつくる原因にもなります。 こういった影響はすべて、「光老化」と呼ばれる現象です。
この光老化こそが肌老化を招き、肌年齢を加速させる引き金になるのです。まさにこれが美肌の大敵といわれる理由です
1日の紫外線量のピークは12時前後ですが、朝でもかなりの量が地上に届いています。
特に波長の長いA波は、朝の7時といった早い時間から、急激に上昇していきます。
A波はガラス越しにもお肌に届きます。曇りの日でも、快晴の日の50%程度あります。日差しが弱いから、室内だからと油断せずに、しっかり対策をしておきましょう。
肌が弱い方やアトピーの方は影響を受けやすい肌になってしまっていますので、注意が必要です。特に、B波は、遺伝子レベルにまでダメージを与えることがあります。
遺伝子は度々傷つけられると健康な状態への修復が難しく、将来的には皮膚癌などの疾患に至ることもあるのです。
日差しに当たらない事が1番ですが、屋外に出るときは帽子や日傘を活用します。
また曇りの日でも日焼け止め(サンスクリーン)は忘れずに塗りましょう。